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スマートキーは、車のバッテリーにも負担がかかる

スマートキーは、車のバッテリーにも負担がかかる

スマートキーは、持っているだけで車のドアロックを解錠できるとても便利な装備です。

キーを持っているだけで、ドアロックを解錠して車のエンジンをかける。

そんな便利な体験になれると、たとえキーレスドアロック車でも、車のキーを探してドアロックを解錠するボタンを押してドアロックを解除して、エンジンキーを差し込んで車のエンジンをかけるのは非常に面倒に思えるものです。

キーの電池消費以外に気をつけるべきこと

スマートキーを使っていると、スマートキー自体の電池の消費も大きくなります。

それは、スマートキー自体が常に電波を発し続けているからです。

キーレスエントリーがボタンを押した時だけ電波を発するのに対して、スマートキーは常に電波を発しているのですからその分電池の消費が多くなってしまうというのは致し方のないことです。

しかし、実はスマートキーには車のキーだけではなく、車本体についても心配しなければならないことがあるのです。

実は、車も電力消費している

スマートキーを搭載した車本体はスマートキーからの電波を受けるための電波常に出し続けています。

その電力量は大したことがないもので、1週間やそこら車に乗らないくらいでは問題がないのですが、1ヶ月やもっと長期にわたって車に乗らないと、バッテリーの電圧が低下して下手をするとバッテリーが上がってしまう場合があります。

最近の車は特にヨーロッパ車に多いのですが、バッテリーの電圧が下がると、コンピューターが判断して必要のない電力供給をストップする機能を備えているものがあります。
そんな車の場合、バッテリーが低下してくると、スマートキーの機能を真っ先に停止するものがあります。

そうなると折角のスマートキーの機能が使えなくなってしまい、キーをリモコンキーとして使う(ボタンを押してドアロックを解除する)か、物理的なキーを使ってドアロックを解除しなければいけなくなります。

セキュリティシステムを搭載している車は要注意

最近の高級車の一部には、後付けのセキュリティーシステム(警報装置)ではなく、純正でセキュリティシステムが備わった車もあります。
そんな車の場合、車に乗らなくてもバッテリーが消費されていくために、あまり車に乗らない場合にはバッテリー電圧が低くなることがあります。

そんな場合にもスマートキーが無効になる場合もあるのです。

ドライブレコーダーに防犯監視機能がついている場合は要注意

車のバッテリーは、ドライブレコーダーを搭載して停車時も録画をする場合、長時間の駐車や停止状態で車載バッテリーが上がる可能性があります。最近のドライブレーダーでは、監視時には録画を行わず動態検知した時だけ作動するような機能となっている場合が多いです。ただそれでも待機電源としては消費し続けますので、特に長期間駐車するなどの場合は、監視機能が作動している前提での停車をすることを念頭に置く必要があります。空港や旅行等で駅近くの駐車場での長期駐車等では特に注意が必要です。

また、車載バッテリーが充電不足の状態でドライブレコーダーを使用し続けると、バッテリーが上がり、エンジンがかからなくなる可能性があります。そのため、ドライブレコーダーの録画機能を停止するか、駐車中にバッテリーを充電する方法を検討することが重要です。

車のバッテリーとイモビライザーの関係とは

車のバッテリーとイモビライザーの関係において重要なことは、バッテリーの充電状態がイモビライザーシステムの正常な動作に影響を及ぼす可能性がある点です。イモビライザーシステムは車の防犯機能を担当する重要な部分であり、適切な動作を保証するためにはバッテリーの充電状態に留意する必要があります。

バッテリーの充電が不足している場合、イモビライザーシステムの動作が不安定になる可能性があります。バッテリーが弱い状態では、イモビライザーの電子部品への電力供給が不十分になり、正しい鍵認証が行われないことがあります。その結果、エンジンの始動が困難になったり、鍵の認識が遅れたりすることがあります。

バッテリーの充電を怠ると、イモビライザーシステムが作動しなくなる可能性もあります。この状態では車のエンジンを始動することができず、鍵を挿入しても反応がないことがあります。また、バッテリーが完全に切れてしまうと、イモビライザーの設定情報が消失する可能性もあります。

したがって、車のバッテリーの充電状態を定期的に確認し、必要に応じて充電や交換を行うことが重要です。特に長期間車を使用しない場合や寒冷地での冬季など、バッテリーの消耗が早まる状況では注意が必要です。バッテリーが健全な状態であれば、イモビライザーシステムの安定した動作が確保され、車のセキュリティが維持されます。

ではこれらのイモビライザーから影響を受けて又はそれ以外でバッテリーが上がってしまった場合の対応できる車種はあるのかという疑問にぶつかります。

一部の車種ではバッテリーが切れても予備電源やバックアップシステムを利用してスターターを回すことができる場合があります。これは通常、ハイブリッド車や一部の電気自動車(EV)に見られる機能です。以下にその詳細となります。

  1. ハイブリッド車:ハイブリッド車は、燃料エンジンと電気モーターを組み合わせた車両です。バッテリーが切れた場合でも、電気モーターを利用してエンジンを始動することができる場合があります。一部のハイブリッド車は「リガードライブ」などと呼ばれる機能を備えており、バッテリーが充電されていない状態でも一時的にエンジンを起動して走行することができます。
  2. 電気自動車(EV):一部の電気自動車には、予備電源やバックアップバッテリーが搭載されている場合があります。これにより、メインバッテリーが切れても一定の距離を走行するための電力を供給することが可能です。ただし、完全に切れている場合やバックアップバッテリーの充電が不足している場合には限られた距離しか移動できないことがあります。

ただし、これらの車種でもバッテリーが切れた場合は限られた状況での使用に限られます。バッテリーの充電や交換が最も確実な対処法です。したがって、バッテリーの定期的な点検とメンテナンスは重要です。また、上記の機能が搭載されているかどうかは車種によって異なるため、所有する車の取扱説明書やメーカーの公式情報を確認することをおすすめします。

搭載されているバッテリーも重要

車のバッテリーの種類や容量も重要なポイントです。バッテリーの性能が低いとすぐに電圧が下がってしまって、スマートキーが使用できなくなってしまいます。
最近の車はさまざまな電装品が搭載されていてバッテリーの負荷も高くなっているのです。バッテリーを交換するときにはそれなりの品質のものを選ぶ必要があります。

まとめ

このように、スマートキーはキーと車とが一つになって実現されている装備です。
どちらかの性能が落ちると正しく機能が使えなくなってとたんに不便になってしまうので注意が必要です。

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