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スタッフBLOG(鍵紛失時の事例)

旧車を盗難被害から守る方法(1)

日産スカイラインGT-Rトヨタスープラなど、25年以上前の国産スポーツカー人気が止まりません。
1989年以降のR34スカイラインA80スープラの人気が非常に高く、R34スカイラインのコンディションの良いものは2,000万円以上の価格で取引されています。

1970年代のハコスカと呼ばれるスカイラインは、6気筒エンジンのGT系のみならず4気筒モデルも人気が高まる他、ラリーで注目された三菱ランサーエボリューションシリーズやスバルインプレッサWRXも盗難対策が必要です。

今回は、人気高騰中の旧車スポーツカーを中心に、車の盗難被害から守る方法を紹介します。

投稿:2022年8月31日
追記:2023年5月19日

アメリカの25年ルールも影響

アメリカでは、製造から25年経過した車はクラシックカーとして認められ、右ハンドルでも輸入可能で、関税や排ガス規制も対象外となります。
映画「ワイルドスピード」で登場したR34スカイラインA80スープラの人気が高く、25年経過しているため、価格が高騰しています。
日本で盗まれたた車は輸出されてしまう可能性が高く、被害に早めに気付くことが大切です。

連邦輸入車安全コンプライアンス法(IMSA)とは

アメリカでは、製造から25年以上経過した車両は、クラシックカーとして扱われ、輸入が認められており、関税や排ガス規制は適用されません。このルールは、1988年に連邦輸入車安全コンプライアンス法(IMSA)として制定されました。この法律は、製造から25年以上経過した車両は、当時の安全基準を満たしているかどうかを検査する必要がなく、アメリカの安全基準に合わせて改修する必要もないとしています。これにより、アメリカの自動車産業が保護され、中古車市場が混乱するのを防ぐことができます。このルールは、アメリカに輸出される旧車を中心に、多くの25年以上経過した中古車が存在することにもつながっています。

盗難防止に役立つイモビライザーは未装備

出典:写真AC

イモビライザーの普及は2000年以降普及し始めていますが、旧車、ネオクラッシックカーと呼ばれる車にはイモビライザーは装備されません。
通常のドアロックの他に、プラスαのセキュリティ対策が必要です。

ハンドルロック

出典:イラストAC

ハンドルが物理的に回らなくなるハンドルロックは効果的です。
車を盗もうとした者が、外からハンドルロックが確認できると盗むのが容易ではないと判断する可能性が高く、盗難防止に役立ちます。

タイヤをロックするホイールロックも盗難防止に効果的ですが、外し忘れにより車体に傷を付けてしまうリスクもあります。
運転するにあたり外さないと運転できないハンドルロックはおすすめです。

またハンドルロック以外にもギアシフトをロックするギアシフトロックなども販売されているので、社外からそれらのロック関係がされている事を知らせる事も有効な手段です。プロの窃盗集団でもあまり手間がかかりそうな車両は狙われない傾向にありますので、抑止力としても有効な手段であります。

GPSによる盗難対策

GPSによるセキュリティサービスを提供する事業者もありますが、月々の費用負担も気になります。
小型のGPS発信機を車に取付けておくことで、万一盗難被害に遭った場合でも、追跡して車を取り戻せる可能性があります。

GPS発信機は、電池式のタイプがおすすめで、エンジンが停止状態でも車の現在位置が分かります。なお、出来るだけ電池の持ち時間が長いものを選び、電池切れを防止するため、早めの定期交換をおすすめします。
小型のGPS発信機は2~3万円前後でネット通販で販売されています。

出典:写真AC

後付け盗難防止対策もおすすめ

イモビライザーが装備されていない旧車には、後付け可能なセキュリティ用品も有効です。
イモビライザーと連動させる必要も無いため、シンプルなセキュリティシステムでも効果的です。なお、後付けイモビライザーシステムもあります。ドア・トランクセンサー、ショックセンサー、サイレン機能など車に異常があった場合に反応してくれます。

また、イモビライザーが装備されていない旧車でも、後付け可能なセキュリティ用品を導入することで盗難防止対策を強化することができます。イモビライザーとの連動は必要ありませんので、シンプルなセキュリティシステムでも効果的です。後付けイモビライザーシステムを利用すれば、尚旧車へのセキュリティ強化対策として有効です。ドア・トランクセンサー、ショックセンサー、サイレン機能などを備えており、車に異常が検知された際には迅速に対応してくれます。これらの後付けセキュリティ用品を組み合わせることで、旧車のセキュリティ性を大幅に向上させることができます。

ターボ車のターボタイマーは危険

高回転で高温になったなターボチャージャーのローターシャフトの焼付けを防ぐため、キーをオフにしても数分間アイドリングを続けオイルを供給し続けたターボタイマーは、80年代のターボ車ではチューニングのひとつとされ流行りました。

近年ではオイル性能の向上もあり、1~2分のアイドリングでもOKであり、通常の走行で到着すれば特に問題ありません
現在販売されているターボ車はアイドリングストップも付いているくらいアフターアイドリングは不要ですので、すぐにエンジンを停止しても全く問題ありません。

ターボタイマーの配線はエンジン始動の配線と直結しているため、詳しい人なら配線を軽くショートさせエンジンの始動が可能になります。盗難被害リスクを高めるアイテムになりますので、旧車でターボ車のユーザーはターボタイマーを外すことをおすすめします。

旧車の車両保険は高額 未加入のユーザーが多い

自動車保険には自分の車を修理可能な車両保険もセットで加入しているケースも多いと思います。
しかし、年数が経過した車の車両保険は、車両価値が少ないことから極端に安い金額での契約だったり、価格が高騰している旧車の場合、車両保険は個別の相談となります。
価格が高騰している旧車の場合、通販型自動車保険では引き受けてもらえず、代理店型の自動車保険での相談になります。
40年以上前の車種では年間保険料が40万円前後になるケースもあり、普段乗らない車の場合、車両保険に加入していないケースが多くなっています。

まとめ

イモビライザーが装備されない旧車の盗難防止対策には、通常のロックプラスαのセキュリティ対策が有効です。

盗まれにくい対策が必要で、盗む側の者に対して盗みにくいと思わせることが大切です。

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