ノアは、タウンエースノアの後継モデルとして2001年11月に発売されました。
乗降性に優れたスライドドア、多くの人や荷物を載せられる広い室内空間、日本の道路で扱いやすい5ナンバーサイズ(新型90系より全車3ナンバー)のミディアムサイズのミニバンです。

2014年1月に発売された80系ノアは、2.0Lガソリンエンジンに加え、1.8Lエンジン＋モーターのハイブリッドもラインナップしました。
車両重量の重いミニバンは燃費面がネックでしたが、ハイブリッド車は、JC08モード23.8km/Lの低燃費を実現しています。

共通のプラットフォームを持つヴォクシーも人気のミニバンです。

人気のミディアムクラスミニバンノアのキーの特徴や紛失してしまった場合の対応について、ノアの特徴も含め紹介します。

使い勝手の良さを追求したミニバンノアの特徴

2022年1月に90系ノアが発売されました。これまで標準グレードで維持し続けた5ナンバーサイズを超えて、全車3ナンバーサイズを採用しました。
みんなでやりたいことを詰め込んで出かけたくなるをコンセプトに、より快適に、より便利に、より安全なミニバンとして誕生しました。

新型プラットフォームTNGA(GA-C)を採用し、振動・騒音を抑制した高いボディ剛性を持ち、ハイブリッド車ではウインドシールドガラスに高遮音性ガラスを採用し、風切音を低減しています。

最先端の安全安心機能を装備した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備し、全車にイモビライザーとセキュリティアラームを標準装備します。
ノアは、2017年7月以降、キーの形状問わず、イモビライザーを標準装備しました。

スマートキー搭載のノアにイモビライザーを装備

ノアは車両盗難防止のため、IDコードが登録された正規のキー以外ではエンジンが作動しないエンジンイモビライザーシステムをスマートキー装備のモデルに標準装備します。

2017年7月以降は、スマートキーを装備しないキーレスキーのモデルにもイモビライザーを標準装備しています。
新型90系ノアのXグレードガソリン車においてもスマートキーはオプションです。

2017年7月までのノアはスマートキーのモデルにのみイモビライザーが装備され、エントリーグレードのXはメーカーオプションであることから、スマートキーやイモビライザーが装備されないノアもあります。

ノアの鍵紛失時には鍵業者が対応

ノアでイモビライザー付きの鍵を紛失したなどトラブルの場合、カギのトラブルなどを取り扱う業者に連絡するのがベストです。トラブルが発生した場所まで出張し、鍵開けから、コンピューターのリセットを行い、コンピューターのリセット作業、イモビライザーの登録が可能です。

ノアは2017年7月のマイナーチェンジ以降は、キーレスキー車も含め、全車イモビライザー装備します。

2017年7月までのノアは、スマートキー＋プッシュスタートシステムを搭載したモデルにイモビライザーが装備されます。2017年7月以前のノアでキーレスキーのモデルには、イモビライザーを装備しません。
鍵業者に連絡する場合は、年式やカギの種類、グレード、エンジンの始動方法などわかる情報をすべて伝えるとスムーズです。

鍵業者に依頼することで、30分から1時間の作業で完了し、車が使用できる状態になりますが、ディーラーにお願いする場合には、ディーラーまでのレッカー移動および、コンピューターの交換が必要とされ、スペアキーが無い場合約1～2週間クルマが使用できない状況になる可能性があります。

まとめ

ノアは、スマートキーを装備するモデルにイモビライザーを標準装備します。
2017年7月以前のノアで、従来の鍵を差し込んでエンジンを始動するキーレスキーのモデルには、イモビライザーを装備しませんが、2017年7月以降は、キーの形状を問わず標準装備します。

ノアのキー紛失時には、鍵のトラブルを扱う業者に連絡することで、合鍵の作成からイモビライザーの登録まで短時間で完了します。
連絡時には、鍵のタイプと車の年式を伝えるとスムーズです。