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スタッフBLOG(鍵紛失時の事例)

盗難被害1位!盗難被害からレクサスを守るためには?

レクサス 盗難被害

日本損害保険協会の調べで2018年11月調査の車両本体盗難の車名別盗難状況で、レクサスがワースト1位となりました。2017年調査までは、4年連続でトヨタプリウスでした。

レクサスの場合、「レクサス」でまとめられており、LS、IS、RXなどすべての車種が含まれています。

レクサスが66件の被害、プリウスが41件の被害であることから、レクサスISなど車種名まで分類した場合には、プリウスが1位になっているのかも知れません。しかし、イモビライザーを全車標準装備し、セキュリティアラームも装備するレクサスがなぜ盗まれてしまうのか、盗まれてしまう事例と盗まれないための対策事例を紹介します。

初稿:2022年9月22日
追記情報:2022年5月25日追記投稿
追記情報:2023年3月11日追記投稿
追加情報:2023年5月10日追記投稿
追記情報:2023年6月24日追記投稿

参考:日本損害保険協会 第20回自動車盗難事故実態調査
https://www.sonpo.or.jp/news/release/2018/1903_01.html

損害保険協会が発表している理由とは?

自動車が盗まれた場合には、加入している保険会社に連絡が入ります。車両保険に加入している場合、盗難による被害で保険金が支払われるため、損害保険協会に情報が集まります。

「盗みたい」と思われる車は、高級車、新しい車など車両価値が高い車です。また、これらの車は、万一の事故の際に車の修理に保険が適用されるよう車両保険に加入しているケースが多くなっています。

単独事故も補償する一般車両保険の他、車同士の事故と火災・飛び石・いたずらに対しても補償されるエコノミータイプの車両保険でも盗難による被害も担保されます。

狙われやすいクルマ レクサス

日本損害保険協会の調べで2018年11月調査の車両本体盗難の車名別盗難状況で、レクサスがワースト1位となりました。2017年調査までは、4年連続でトヨタプリウスでした。
レクサスの場合、「レクサス」でまとめられており、LS、IS、RXなどすべての車種が含まれています。
画像引用:レクサス RX
https://lexus.jp/models/rx/gallery/

レクサスの中でも狙われやすいのがRXです。RXはレクサスブランドの高級SUVであり、車高が高く悪路走破性にも優れているなど走行性能が高いため、海外に密輸されるケースがあります。

2018年11月に窃盗団が逮捕された際には、トヨタランドクルーザーと共にレクサスも含まれています。盗難車は、別の車で通関手続きを行い、その後、盗難車と入れ替えて輸出していたとされます。

また、人気の高級SUVのレクサスRXを集中して狙うことにより、窃盗団のノウハウが高まった結果、盗難の被害が増加したといえます。

参考:千葉日報 2018年11月15日
https://www.chibanippo.co.jp/newspack/20181115/547784

G-Link未加入のレクサスが狙われる!?

G-Linkとは、万一の事故やトラブル発生時に対応するためのセキュリティサービスです。新車購入時に3年間無料で利用可能です。4年目以降は有料サービスになります。また、中古車の場合、レクサス認定中古車のみに対応し、2年間無料で利用でき、3年目から有料サービスになります。

G-Linkは、万一のトラブルの他、快適なドライブの手助けのため、音声対話による目的地設定・情報検索などをサポートするテレマティクスサービスです。

車両盗難の際には、車両位置の追跡とともに要望次第で警備員を派遣します。G-Link契約車両は盗まれにくくなる半面、3年以上経過したレクサス車はG-Link未加入の車もあり、一般の中古車販売店で販売されたレクサスは未加入となり狙われやすくなる傾向にあります。

レクサス G-Linkとは

 G-Linkは、レクサスブランドが提供する高度な車両情報やコネクティビティを活用したサービスです。このサービスは、車両とスマートデバイスを連携させ、より便利で快適なドライビング体験を実現することを目的としています。G-Linkには、さまざまな機能が備わっています。まず、リモート機能があります。これにより、スマートフォンやタブレットから車両を操作することができます。たとえば、車両のロックやアンロック、エンジンの始動や停止、エアコンの操作などがリモートで行えます。これにより、車両に近づかずに操作を行うことができ、利便性が向上します。

 また、G-Linkは車両の状態監視も行います。車両のバッテリー残量や燃料残量、タイヤの空気圧などの情報をスマートデバイスにリアルタイムで表示し、車両の健康状態を把握することができます。さらに、車両の位置情報や走行履歴も確認できるため、車両の管理や安全確認に役立ちます。

 G-Linkは、レクサスオーナー向けの特典やサービスも提供しています。車両のメンテナンススケジュールや点検記録の管理、ディーラーサービスの予約などをスマートデバイス上で行うことができます。また、レクサスオーナー向けのイベント情報や限定特典の提供も行われています。
※KDDI社「3G」通信サービス終了に伴い、2016年以前に生産した一部車両において、2022年3月末をもちまして、G-Linkサービスの提供を終了させていただきます。詳細については、こちらのページをご覧ください。

https://lexus.jp/cpo/carlife/detail/information

レクサス専用アプリ 「デジタルキー」「My LEXUS」も活用すると防御の1つに

 現行レクサスでも盗難自体は後を絶ちません、基本機能での防犯も機能を使いこなして役立つ部分もあり、アプリがどのような機能を持っているか確認しておく必要があります。

 車を家族や友人と共有が可能になるとともに防犯対策にも活用が可能!スマートフォンを使って、簡単に車のキーを貸し借り(シェア)できます。直接会える場合はQRコードを読み取るだけで、遠く離れていてもSMSでキーをシェアすることができます。

さらに、安心して利用できる便利な機能制限もあります。たとえば、シェアするキーの期間を指定したり、使用できる操作を制限することができます。家族に一時的に車を貸す際や、運転免許を持っていない友人にはドアのロック・アンロックのみ操作できるキーを渡すことも可能です。使い方に合わせて機能を自由に制限できるので、安心して車をシェアできます。

自分の大切な車を大切な人たちと共有し、便利さを最大限に活かしましょう!新しい車のシェアリングの方法にも活用でき、且つ防犯対策にも一役かってくれます。

画像引用&アプリのダウンロード先:https://lexus.jp/total_care/new_service/

レクサスが盗まれる手口とは?

レクサスは、全車盗難防止のためのイモビライザーが標準装備されています。また、セキュリティーアラームも装備されます。セキュリティが高くても油断大敵です。スマートキーの微弱な電波を利用したリレーアタックの手口に注意が必要です。

リレーアタックに注意

出典:レクサス LX570 PDFカタログ P43https://lexus.jp/models/lx/pdf/lx_catalog.pdf

スマートキーは常に微弱な電波を出し続けています。車の約1m以内にスマートキーがあると判断するとドアロックの開錠、キーが車内にあると判断するとエンジンの始動が可能になります。

車の持ち主が、車から離れる際にポケットなどに入れたスマートキーの電波を拾い、電波を増幅・中継させて車の近くにいる仲間に電波を送り、開錠・エンジン始動を行い盗み、エンジンを切るまで走り続けることができます。車から離れる際には、周囲に不審者がいないか確認することと、振り返るなど車を確認しましょう。

レクサスのスマートキーは「節電モード」に設定することが可能です。節電モードとは、スマートキーの放つ微弱電波を遮断します。スマートキーの電池の持ちも良くなり、リレーアタックによる被害を防ぐことが可能です。
設定方法はスマートキーのロックボタンを押しながらアンロックボタンを2回押します。車のドアロック解除はスマートキーのアンロックボタンを押してロックを解除します。同時に節電モードも解除されますので、再度設定する場合には改めて操作が必要です。

尚、リレーアタックに関する防御策としてレクサス公式ページにも記載があり、リレーアタックに対して電波遮断が有効との記載がありメーカーも推奨しています

画像引用:https://faq.toyota.jp/faq/show/188

CANインベーダーの手口に注意

CANインベーダーは、スマートキーの微弱電波を利用せず、直接車の制御システムに侵入します。近くにキーの電波が無くても盗まれてしまいます。

盗難防止に役立つはずの純正イモビライザーのセキュリティ機能は、車の制御システムに侵入されることから無能になります

フロントバンパー内側、ヘッドライトコネクター付近の「CAN信号」という配線を使って車のシステムに侵入することで、ドアの開錠からエンジン始動まで行い盗難する手口です。

玄関先の車が狙われるリレーアタックに対し、CANインベーダーは人目に付きにくい夜間の契約駐車場が狙われます。
スマートキーの微弱電波が不要で約10分ほどで車が動く状態になるため、夜間短時間の犯行が可能です。

盗難を未然に防ぐ対策とは

レクサスの場合、G-Linkに加入していることで、盗難被害のリスクを抑えることが可能です。多少面倒でも、ハンドルロックによる防犯対策があれば、さらに盗難被害を防ぐことが可能です。

盗難防止のための警報器やセンサーを取り付けたり、また、ダミーステッカーを貼ることで、盗もうとした者が一瞬でも怯めば盗難被害を防ぐ確立は高くなります。また、可能であればできるだけ屋内駐車場に停めることをおすすめします。屋内に車を停めることで、盗みにくくなり、盗難被害のリスクは大幅に低下します。

出典:レクサス LX ギャラリー

日本損害保険協会の調べで2020年11月調査の車名別盗難状況でトヨタランドクルーザー(プラドも含む)が1位ですが、2018年11月の調査まで同様「レクサス」の車種を合計すると50台となりダントツ1位になります。

最新の車名別盗難状況では14車種中、日産スカイラインを除く13車種がレクサスを含むトヨタ系車種です。
今回は、イモビライザーを全車標準装備し、セキュリティアラームも装備するレクサスがなぜ盗難被害が多いのか盗難事例と盗まれないための対策事例を紹介します。

出典:日本損害保険協会 第22回自動車盗難事故実態調査

レクサスLX570が狙われる人気の理由

追記
LX570は、シリーズで最も大きい排気量のV8 5.7Lエンジンを搭載する本格高級SUVです。
セミアニリンレザーシートなど高級なインテリアで最大8名乗車可能な実用性もあり、中東諸国では非常に人気があります。

ランドクルーザー200や最新の300よりも上位車種に位置づけられ、価格はオプションを含めると約1,200万円でフラッグシップセダンのLSシリーズと同等価格帯です。
未舗装地域での高い走行性能と高級感、多人数乗車可能なLXは海外でも高い人気を誇ります。

中国向けレクサスLM300h対策も必要

追記
2021年2月に、アルファードベースのレクサスLM300hが正規で発売されました。
レクサスLMはハイブリッド専用モデルであり、アルファード同様直列4気筒2.5Lエンジン+THSⅡのハイブリッドシステムです。

トヨタアルファード&ヴェルファイアが盗まれてバラされ海外に輸出されてしまう例の増加が懸念されます。ハイブリッドモデルはさらなる注意が必要です。

社外セキュリティがおすすめ!被害車は純正セキュリティが大半

出典:写真AC

イモビライザーやセキュリティアラームが付いているし、G-Linkにも加入しているので安心と思っていると盗難被害に遭う危険が高まります。盗難被害に遭ったレクサスの大半は純正セキュリティのみであることから注意が必要です。
CANインベーダーによる手口で制御システムに侵入されると、純正セキュリティは全て無効となり、GPSユニットのみ取り外されて盗まれてしまったのではセキュリティ対策は無いに等しくなります。

CANインベーダー対策済の社外セキュリティシステムの導入がおすすめです。純正の制御システムとは別のセキュリティを用意することでCANインベーダーによる盗難被害は防ぐことが可能です。

レクサスの一般的な評価はおさらい

レクサス 乗り心地等評価

レクサスは、高級車ブランドであるため、乗り心地についても高い評価があります。特に、振動やノイズを抑えた静かな走行が特徴で、長距離ドライブにも適しています。また、一部のモデルでは、エアサスペンションや運転モード切替システムが採用されており、乗り心地の調整が可能となっています。

レクサス 燃費等評価

レクサスの燃費については、高級車ブランドであるため、一般的には車重が重く、大排気量エンジンを搭載していることが多いため、軽自動車などと比べると劣る傾向があります。ただし、最近のレクサスでは、燃費性能を重視したハイブリッド車のラインアップが充実しており、優れた燃費性能を発揮しています。

レクサス その他の評価

レクサスのその他の評価については、豪華で高品質なインテリアや装備、高度な安全性能などが挙げられます。また、トヨタ自動車の技術力を背景に、信頼性や耐久性が高いという評価もあります。一方で、価格が高く、手入れやメンテナンスにもコストがかかるという声もあります。

盗難を未然に防ぐ対策とは

レクサスの場合、G-Linkに加入していることで、盗難被害のリスクを抑えることが可能ですが、新たな手口CANインベータには、社外セキュリティシステムの導入がおすすめです。
ハンドルロックなどプラスαの防犯対策もなお良いでしょう。

ダミーのセキュリティランプや、ステッカーを貼ることでも盗難被害を防ぐ可能性は高くなります。大切なレクサス車は、可能な限り屋内駐車場に駐車することをおすすめします。
盗難発生場所で自宅屋内駐車場での発生割合は僅か5%です。

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